輝くん闘病記

輝くんの闘病記 2日目

天気:晴れ

朝からICUに行った。
通常ICUは面会が13時から、親族のみが1回10分間だけ許されている。

「輝くんは赤ちゃんだしこういう状況だから
ご両親はいつきてもどれだけいてもいいですよ」とすべての制限を取り払ってくれた。
でも、それだけ危険な状態なんだな、と思わせてしまうよね。

今日の輝は昨日より落ち着いて見える。
しゃっくりもしてないし…
でも、ものすごく冷たい。
頭も顔も手足も…
さすったら血のめぐりが良くなってあったかくなるかな。

脳外科の先生から説明を受ける。
「実は昨晩11時頃、とても危険な状態で、血圧が40まで下がりました。
昇圧剤を入れてなんとか60まで上がりましたが…」
え?聞いてないよ~待機室にいるんだから呼んでよね、と思いながらも一命を取り留めた我が子に安心した。
でも次の言葉で一転する。
「息はしていません。人工のみの呼吸です。」
しゃっくりが自発呼吸だったと、そのとき初めて知った。

今日は脳波の検査をするという。
一度自宅に戻ることにした。
輝の好きなプーさんとおしゃぶりと元気だった輝の写真をたくさん持って行こう。
売店でキティちゃんのメモ帳を買った。
この輝の状況を忘れてはいけないような気がして、メモをとること
それと簡単に他の人には言えないことを書くため。
何ページまで使うことになるかな、と思った。

夕方、脳外科の先生から検査の結果を説明された。
たくさんの線が引かれた紙、7箇所の測定場所のどの部分もまっすぐな線だった。
瞳孔も5ミリまで開き、いわゆる大人でいう脳死状態だという。
でも子供に脳死判定は行わず、これからも治療を行うらしい。
脳死判定をしないってことは、子供には直る確率があるってこと?
あまり期待を持たせられないという先生の言葉が伝わる。
でも、やっぱり奇跡を信じていくしかないよね。
じゃなきゃ、輝が生きていく意味ないじゃない…
「とても危険な状態で…」
16日で9ヶ月になるんだから、なんとかそれまでがんばって!

夜、ICUの入り口に友達が来てくれた。
メールしてすぐにかけつけてくれた友情にものすごく感謝した。
みんな信じられない気持ちで、いっぱいだよね。

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