赤ちゃん闘病記

赤ちゃんの闘病生活/33日目

朝は顔色が
良かったものの・・・

【先生のお話】
今日夕方から急に血圧が低下してきました。
亡くなる前にこうゆう兆候が現れる事があります。

点滴の流量を上げて延命しますか?
それとも治療を中止しますか?
延命しても1ヶ月もつかはわかりません。
また、血圧が戻るかもわかりません。

  ― それでもかまわないので延命してください

わかりました。

  ― 流量を変える

  ― 直後の血圧測定 → 80台

  ― 10分後血圧測定 → 60台

  ― 20分後血圧測定 → 80台  その後安定

安定してくれたようです。 頑張ったねハル!!

面会に行ったら血圧が低かった
今までも低い事はあったけど、すぐに戻っていた

今、動脈の血圧を測る針を取った為に10分おきに血圧を測定している
測定のたびにアラームが鳴る・・・

『ピコーン、ピコーン』

ICUに入ったばかりの時に良く聞いた嫌な音だ
待合の、あの長椅子に座っていても聞こえていた、とても嫌な音

『ちょっと・・・』 ものすごく不安になった

看護婦さんに聞いても『低いんですよね~』と言うばかり
『後ほど先生からお話がありますから』 
そう言われ、パパを待っていた

今日はダイゴの歯医者の日だった

面会は8時まで

7時半にやっとパパが来た
『あちゃ』そんな顔をしながらイスに座る

しかしすぐ先生が来た

『前にもお話しましたが、これは前ぶれだと思われます。
確実に体は弱くなって来ているようです。

お話しし辛いですが・・・延命処置をしますか?』

一瞬何を言われているかわからなかった

何?どういうこと?

実は私は延命するのをやめようかと思っていた
これ以上頑張んなくてもいいよ
疲れたらもういいよ
そう思っていた。覚悟をしたつもりだった・・・

でも口をついて出てきた言葉は
『延命してください!』 だった

まだ一緒にいたい
覚悟なんてできるはずない!

いろいろ準備していても他人の事のようで、もしかしたらこのまま寝たままかもしれないけど、
生きていてくれるかもしれない!そういいように考えてしまっていた

涙が勝手にポロポロ溢れて止まらなかった
先生たちもウンウンとうなづいて、もう何も言わなかった

点滴の流量が変えられ、血圧がだんだん安定してきた

明日の朝、血圧はどう変わっているだろう・・・
面会がこわい

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