赤ちゃん闘病記

赤ちゃんの闘病生活/2日目

低体温治療をしている様子

午前3時ごろ、待合で待っているときまた看護婦さんに呼ばれ、中に入った

『ハルくんとっても頑張っていますよ。こんなに頑張ってますからお母さんも頑張って下さいね。
ね~  かわいいね~ハルくん、頑張ろうねっ』

やめてよ、そんなこと言ったら我慢してるのにまた涙が出てしまう

ハルは血色が悪く、手足など紫のマダラ模様になっていた

『これはなんでこんな色になってるんですか?』
先生に聞くと

『頭の大事なところにハルくんは頑張って沢山血液を送ろうとしています。
だから、どうしても手足の方まで血液が回らないんです』

わかるようでよくわからない。
わかっているが、現実のハルの姿にただボー然とただずむだけだった。

手を握ると物凄く冷たい。温めなきゃ。そう思って体を摩る。
摩るが点滴の管が邪魔でなかなか思うように行かない。
今度はもんでみた。

『このマダラ模様を消さなくちゃ』何故かそう思っていた。

唇の色も悪くて顔色も悪い・・・

そんな中でハルの人工呼吸器を止めておく口元のテープにかわいいシールが貼ってあった。
かわいくもあり、哀しげでもあり、この場の雰囲気にもとても合わないものだった。

その日寝たのが3時頃。
とても待合の長椅子では寝れず、男性だらけの家族待機室の隅っこで小さくなって寝た。

5時に目が覚めた。
隣で子供が寝ていた。
可哀相に、この子もこのわけのわからない世界に入ってしまったんだ・・・

待合のソファでは旦那が横になって寝ていた。
トボトボとソファまで行き、旦那の足元でちょこんと小さく座って
私はボーっと座っていた。
一人は不安だった。

どうしてこんなことになっちゃったんだろう・・・
それけを考えていた。

そのうち看護婦さんから呼ばれて中に入った。
あんなに冷たかったハルの体はとても温かかった。

ホッとしたのもつかの間、今度は熱が出ていた・・・

熱が上がると脳圧が上がる、脳圧が上がると圧迫されて酸素が回らなくなる。
という事で『低体温療法』というものをした。温度を低くすると脳圧が緩和されるというものだ。
体温は35度を維持する方向で進められた。また体が冷やされていった・・・

この日も看護婦さんに呼ばれたり、いったん出されたりの繰り返し・・・。
しかし、午後には脈拍も安定してきたようだ。

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