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火葬の日 9/8

今日は朝から天気がいい。
昨日の稲光は、新聞の一面を飾ったようだ。
「輝が光らせた雷だもんね」
と、密かに思った。

 

天気:晴れ

いつも私がベランダを見ると、輝の大好きだったハイビスカスが2輪、咲いていた。
それを輝のお棺に添えた。
パパ花とママ花だよ。
大好きなおもちゃも入れて
お棺の中は幸せであふれていた。

火葬は午後2時から。
その時間が近づいてくる。

初めて輝の箱に蓋をした。
車に乗せて、支えながら火葬場へ向かった。

到着して輝を降ろしてみんなに顔を見せるため、また蓋を取った。
お棺のふたには窓が付いていないから。
一人ずつ輝にあいさつをしてくれる。
最後に私が輝のそばに行き、そこから動くことができない。

「それではお時間です」

引き裂かれるかのように
火葬場の人から声がかかる。
パパと二人で輝に蓋をする。
そこから炉のほうへ運ばれ、入り口の前へ。
涙が後から後から流れてきて、止まらなかった。

パパの言った、
「輝、またママのお腹に帰っておいで…」
という言葉を思い出していた。

輝のお骨は1時間後に出てきた。
赤ちゃんはほとんど骨が残らないと聞いていたので覚悟していたが
ちゃんと骨が残っていた。
立派な大腿骨がある。
ものすごく足の強い子だったからね。
パパと一緒に骨壷に入れた。
さっきはあれほど泣いたのに、骨になった輝を見ても涙は出なかった。
不思議…

歯もあった。
輝は前歯が8本はえていたけど、大きな奥歯も見つかった。
きっと出る準備をしていたんだね。
みんながこれはどの部分だ、とか言いながら宝探しみたいに拾った。
「お金があったぞ!」
これは輝にあげた初めてのお小遣い。
輝の生まれた平成17年のコインを入れてあげていた。
大切に大切に持っているからね。

夜、お別れ会の会場に打ち合わせを兼ねて下見に行った。
会場で流す音楽、メモリアルコーナーに展示する写真のデータを渡した。
これを用意するだけでも、大変だった。
でもやらなくちゃならないことがあるって
いいことかもしれない。
みんなの前では気持ちが崩れないで済むから…

帰り道、まん丸の月が出ていた。
本当に赤くて大きな満月だった。
月までも燃えているように感じた

 

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