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1周忌 9/6


朝、お墓に行く前に輝の生まれた時から撮りためたDVDを見た。
そこには笑顔いっぱいの輝がいて、レンズの先にいる私やパパに話しかけていた。
今にも画面から飛び出してくるような、不思議な感覚。
私たちは思い出して、笑いながら泣いた。

今年もまた我が家のハイビスカスが咲いていた。
輝のお墓に持って行こう。

お墓に行く途中、天気雨が降った。
また、輝がいたずらしているんじゃないかな。
そんなことを考えながら、去年のことを思い出していた。

この一年は、短いようでとても長かった。
輝がいない毎日は、その悲しみややるせなさや辛さや苦しさに耐えようとすることで、
乗り越えてきた日々だった。
あれから何度も考えた、「なんで、どうして」。
考えても答えは出ないかもしれないけど、
自分を振り返るきっかけには十分で、さまざまな思いを巡らせた。

 

輝が倒れてちょうど一年目を迎える時
本当はその日が一番怖かった。
あの時の情景が蘇ると、心の痛さまでもが思い出されて
その日を迎えるまで何度も何度も同じ恐怖を味わった。
また何か悪いことが起きるんではないか、そんなことまで心配した。

ちょうどお盆の時期で、去年と同じように実家に行き
帰省していた妹とその子どもたちと楽しい予定を組んだ。

去年もたくさん行事を予定していたが、
ほとんどキャンセルさせてしまって申し訳なかったな、今年こそは無事に過ごせますように…
漠然とした不安があったが、輝が倒れた8月13日は、穏やかな一日となった。
去年と同じようにお墓参りの準備をして、みんなで出かけて、
でもちょっとだけいつもと違うのは輝のお墓に行くということ。
こんなに早く我が子のお墓参りをすることになるとは、思ってもみなかった。
とても暑い日で、ジリジリした太陽の下、輝の好きなお花をあげて水を撒いた。
輝が空で笑って見ているような気がした。

お盆の終わりの時期に
初めて広瀬川の灯篭流しに行った。
ハル君の家族と一緒に。
ダイゴ君とパパさんには初めて会ったのに
なんだかとても身近に感じた。
同じ思いを持っているから、かな。

灯篭はとてもきれい。
でも一つ一つが魂みたいで、輝の灯篭が流れて行くのを見送るのは淋しかった。
いつしか灯篭は滲んで見えなくなっていった。
でも、ハル君の家族の笑顔から、私も笑顔をもらって、本当に救われた思いだった。

こうして、私の一年は過ぎて行った。
一周忌が近づくと、たくさんの方からお便りやお花などをいただいた。
何より、こんなにも、みんなの心に輝がいてくれたこと
本当に嬉しかった。

これからはまた一歩、踏み出して歩んでいこう。
もう夏は終り。
秋風を感じながら、そう強く誓った一日だった。

→ 2年目の命日


HIKARU

since 2005.11.16 〜 2006.9.6

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